プチプチした果肉が特徴のはるみ。
弾けんばかりの実は独特の食味があり、今、人気急上昇の柑橘です。
清見タンゴールとポンカンを親に持つ柑橘で、不知火(デコポン)の妹分といわれています。
とても滑かな果皮をしていて、外皮は薄く手で簡単にむくことができます。
内皮(じょうのう)も薄く、そのまま食べれます。
つぶつぶ感のある果肉が特徴で、ひとくち食べると独特な風味が口の中いっぱいに広がります。
また、種もほとんどないので食べやすいことも人気がある要因のひとつかも…。
このはるみ、まだ生産量が少なく市場に出回っている量も少ない柑橘です。
機会がありましたらぜひ召し上がってみてくださいね!
はるみは栽培が難しい柑橘のひとつ…。
清見タンゴールとポンカンの交配によって生まれたのがはるみです。
気付かれた方も多いと思いますが、不知火(デコポン)もこの組み合わせによって生まれました。
なので、はるみは不知火の妹分とも呼ばれてるんですよ!
このはるみ、実はとても栽培しにくい柑橘のひとつだともいわれています。
それは隔年が多いこと。
いわゆるたくさん実をつける年があると、翌年は実が少ないといった具合で、安定した生産量を確保するのが難しいようです。
当園で栽培を始める際にもJAの指導課の方から助言されたほどでした。
選定作業をはじめ様々な方法を試行錯誤しながら安定生産に向けて取り組んでいます。
今は木が若いこともありますが、成木になってくると幾分かは改善されると思われます。
そして、当園のはるみ園は赤土の水はけの良い土壌で栽培しています。さらに南西向きなので日照もよく、園地としては適しているように感じています。
あと数年もすれば生産量も安定的に増加し、期待できる柑橘として成長してくれそうです。
はるみ独特のあのプチプチ感はハマりますね♪
はるみは12月上旬から収穫を始めます。
もちろん、着色の良い実を選んで収穫する分割採集が基本です。
収穫後、一定期間予措した後、貯蔵します。
そして、食べころになるのが2月頃…。
収穫時には均一でなかった着色も完全着色になり、熟された果肉は独特の香りと食感を楽しませてくれます。
はるみの最大の特徴はプチプチとした果肉。
一粒一粒がしっかりしていて口にした時にその存在感がはっきりするほどです。その反面、内皮(じょうのう)が薄く、全く気にならないくらい…。
食べた時の食感と口の中いっぱいに広がる独特の香りと甘さは絶品です!
一度口にすると忘れられなくなるかもしれませんね♪