ポンカンの特徴といえば皮のむきやすさと、その食味ですね!
なかでもこの今津ポンカンはギュッと凝縮された甘さが人気の柑橘です。
さらにそのサクッとした食感は独特です。
また、酸味が少ない柑橘なので、とても食べやすくなっています。
ただ、種があるのが気になるところです。
本来、柑橘は種があるのもなので、不自然ではないのですが、やはり種無しの方が食べやすいですよね。
しかし、それをカバー出来るほどの食感と甘さがあるのがこの今津ポンカンです!
この今津ポンカンも規格外の小玉を中心に取り揃えています。
S~SSサイズが中心で、小さなお子様にも食べきれるサイズになっています。
1月中旬から2月上旬が食べころになります!
ぜひ、今津ポンカンならではの食味をお楽しみください…。
愛媛生まれの今津ポンカン。
この今津ポンカンは愛媛県の南に位置する宇和島市(旧北宇和郡吉田町)の今津伊勢夫という方が台湾系のポンカンを接木して発見した柑橘です。
それを愛媛県果樹試験場に持ち込み調査したところ、大果を生産する優良な系統だったことが分かり、今津ポンカンと名づけられたようです。
栽培適地の条件としては冬場に温暖な気候であること…。
たしかに愛媛でも南の方は温暖で、沿岸部においては積雪等の影響も少ないことから、栽培が盛んに行われています。
当園では完熟前の段階から収穫をはじめます。
通常、柑橘は木上で完熟されるほど美味しいといわれていますが、完熟させる収穫後、日持ちがしません。
そこで、当園では少し早めに収穫をして、酸抜けを促進させて、味をなじませるようにしています。
見た目以上の甘さにびっくり!
この今津ポンカン、実は糖度が高いんです。
最近の甘系柑橘が出回る前、この甘さは絶品でした。
それもそのはず、12月中旬以降には以上で完全着色して、その際の糖度は13度程度とかなり高めになります。
その段階で収穫し、一定期間貯蔵させることによりより旨みを引き出そうと考えています。
また、このポンカンの特徴としてあげられるのが食感です。
サクッとした中にも甘さが際立つ果肉は一度味わうとクセになるかもしれません…。
しかし、その分、じょうのう部分に少し厚みがあるのと、完熟期を過ぎると水分が減って来ます。
この今津ポンカンの食べ頃は1月中旬から2月上旬がベスト!
旬の短い柑橘なので、しっかりと味わいたいところですね!