― ビジネスの現場で感じた、環境と農のこれから ―
先日、インテックス大阪で開催されたフードコンベンションへ参加してきました。
当園の柑橘や加工品、そしてバイオ炭を軸とした循環型の取り組みを紹介する機会として、商談を中心とした展示会への出展です。

会場全体としては、やはり「価格」「ロット」「安定供給」など、ビジネスとしての要素が非常に強く、環境や農法への取り組みに対する反応は正直なところ多くはありませんでした。
そんな中でも、女性の方や海外から来場されていた方の中には、当園のストーリーや考え方に関心を持ち、足を止めて話を聞いてくださる方もいました。

言葉や文化の違いを超えて、「背景にある想い」に共感してもらえたことは、大きな励みになりました。
一方で、東京ビッグサイトで開催されたエコプロ2025と比較すると、環境や持続可能性に対する意識の差を強く感じたのも事実です。
「環境への配慮は大切だが、ビジネスとしては別の話」
そんな空気がまだ根強く残っているようにも感じました。
農業も、加工も、流通も、これからはビジネスと環境保全を切り離して考えることはできない時代に入っています。
今回のフードコンベンションへの参加は、当園の取り組みがまだ“少数派”であることを再確認すると同時に、だからこそ、伝え続ける必要があるという強い想いを抱く機会にもなりました。
ユウギボウシ愛媛が目指しているのは、「売れること」だけではなく、人と自然がともに豊かになる農業のかたちです。
これからも、現場での実践と対話を重ねながら、農業と環境、そして暮らしをつなぐ取り組みを続けていきたいと思います。


